3K父ちゃん

3K(子育て・健康・お金)に余裕のある父ちゃんを目指す投降主の思いを投稿します。コメントでご意見やご感想を頂いたり、みなさんの子育て論・健康法・お金の話などを教えていただけたりすると喜びます。

株式投資のメリット③ 本業にプラスに働くことがある

今日は株式投資のメリット③「本業にプラスに働くことがある」ということについて解説していきたいと思います。ブログでも新しいことに挑戦してみようと、目次機能も使ってみたので、ぜひお楽しみに!では、本題に入ります!

 

株式投資を始める方の多くが「本業の収入以外に収入源が欲しい」「いずれFIREやサイドFIREをし、自由な時間を手に入れたい」「老後の資金の足しにしたい」など、本業のみでは難しいお金の不安を解消する目的ではないでしょうか?ときには本業と株式投資は切り離して考えることも大切ですが、本業と株式投資を一体として考えることにもメリットはあります。下記が私が感じた本業と株式投資を関連付けるメリット・デメリットです。

 

 

【メリット】

株式投資と本業を関連付けて考えるメリットとして私が実感した物は大きく3つあります。

①投資で学んだ教訓の転用ができること

株式投資をしておられる方の多くは成功と失敗の積み重ねを体験しておられると思います。勝ってばかりの人や負けてばかりの人は既にFIREしていたり株式市場から退場しているでしょう。自分の投資手法の改善を行うとき「自分は〇〇な性格だからこのようなミスをしやすい」「もう少し〇〇できれば大きな利益を出せたのに」などの株式投資以外にも転用しやすい考えをもつ場合が多くないでしょうか?

例えば損切をした途端に株価が上がり、「もう少し待つことができれば」と感じた時、会社で後輩の教育を行うときにも「待つこと」が転用できますよね?このように皆さんが株式投資を行う中で学んだことは本業や私生活にまで転用できる教訓が多いのです。株式投資は自分が汗水流して貯めたお金を使っているのだから人間性が滲み出て当然ですね。

②情報感度のアップが期待できること

株式投資に本気で取り組んでおられる方の多くがネットでIR情報を得たり(中には電話で聞く熱心な方もいます)、テレビや新聞、四季報などから企業の情報を得ようと努力されると思います。この様々な媒体から情報を収集し、情報を関連付けて考察し、結論を導き出すという行為を普段から本業でもされていますか?仕事のやりがいや大きな目標を掲げている新入社員ならいざ知らず、仕事に慣れてきた中堅あたりからある程度無難に仕事をこなしてはいないでしょうか?恥ずかしながら自分はそのタイプでした。

自分の会社や担当しているプロジェクトに有益な情報はないか、そのような情報を様々なメディアから集め、情報の信頼性を吟味する能力はどの業界でも必要なもので、株式投資を始めて以降、本業での情報収集やそこからの考察がスムーズになり、仕事がはかどるようになりました。人間上手くいくものはもっとやりたくなるもので、仕事をやめたくて株式投資を始めたはずが、株式投資を通して仕事への意欲まで向上しました。

③本業の働き方の改善が見込めること

株は一度手法を決めてからも、何度もトライ&エラーで株式投資の手法に改善を加え、利益を出せる投資手法を身に付けていくものです。本に書いてあることを盲目的に真似して利益が出るなら誰も苦労しませんからね。

このトライ&エラーは不思議なもので、試行回数を増やせば増やすほどその精度は増します。私も専門家ではないので詳しくは分かりませんが、おそらく原因を発見して結果と結びつける作業に慣れるためではないかと考えています。これは本業で、ものすごい力を発揮します。理由はシンプルで株式投資はトライできる時間が平日の5時間(兼業投資家はもっと少ない)ですが、本業はもっと長い時間トライできるからです。株式投資で利益を出すために必死で行うトライ&エラーの習慣は本業の方がむしろ力を発揮する代物なのです。

【デメリット】

続いてデメリットです。デメリットは大きく2つのことがあります。

①暴落時のメンタルの悪化

まず、株式投資をしていれば誰もが1度は経験したことがあるのではないかと思われるのが、自分の保有している銘柄の暴落です。辛いですよね...

暴落時にメンタルが悪化し、不安感から仕事の効率が落ちたり、ついイライラしてしまったりしませんか?「余剰資金で投資しているからそのようなことにはならない」という人もお金が減ることに対して全くネガティブな感情は生まれないでしょうか?私も余剰資金で投資していますが、お金が減ることはショックです。理由は明確で株式投資の目的であるサイドFIREが遠のくからです。金銭的余裕だけではなく、目標が遠のくというのもメンタルの悪化には大きな影響を与えますよね?

②株価が気になりすぎて仕事が手につかない

株価というのは常に変動します。自分の保有している銘柄の株価が気になるのは仕方のないものです。ただ、気になる気持ちが強すぎて仕事が手につかないというのは大きな損です。仕事が捗らなければ余分な残業時間が増えたり、本業の収入が減ったりし、時間や金銭的な余裕がなくなり余計に不安な気持ちが高まるという悪循環に陥る可能性があるからです。人生を好転させたくて株式投資を始めたはずなのに、こうなってしまっては本末転倒ですよね?

【デメリットの対処法】

では、上記のデメリットはどのような原因で起こり、どのように対処すればいいのでしょうか?私はどちらも深堀していくと同じ原因に行きつくのではないかと考えています。

デメリット①も②も自分にあった投資スタイルが確立できていないことが問題!?

デメリット①が当てはまる人は、そもそも暴落を気にしなくていい投資スタイルで投資するか、暴落時に株を保有していなければ問題は解決します。

具体的に暴落を気にしなくていい投資スタイルというのはナンピンや超長期投資です。ナンピンを行うスタイルの人は暴落時は平均取得単価を落とすチャンスですし、超長期保有のスタイルの人は一時的な暴落は短期投資を行う人に比べてそれほど痛手ではありません。

暴落時に株を保有しないようにするスタイルがいいという人は、デイトレで日をまたがない、もしくはスイングトレードを行うにしても週をまたいで保有をしないというようにすることで、取引時間外や週末のニュースによる翌日や翌週の暴落に巻き込まれにくくなります。

 

デメリット②が当てはまる人は、自分のメンタルでは耐えきれない「ハイリスクハイリターンな投資を行っている」もしくは「銘柄選定が十分でがなく自分の投資に自信がない」という可能性あります。

ハイリスクハイリターンな投資が悪いと言っているわけではありません。儲けられる人にはそちらの方が利回りがいいので、冷静に淡々と投資できる人には向いているかもしれません。しかし、多くの人がリスクが大きくなることに不安を感じたり、大きすぎる期待を抱いたりするせいで冷静な判断はできなくなるのが現実です。自分が思っているよりかなりリスクを小さくて済む投資スタイルをおすすめします。また、自分の月の目標利益を設定して、余分なリスクをとらないということも大事になってきます。私は月に2.5%増を目標にしています。あまり大きな数字には感じられませんが、1年で税引き後で約27.5%資産が増えます。10年でおよそ11倍と思ったらすごい利回りだと思いませんか?月利10%や20%を目指すのは構いませんが、継続的にその月利はクリアできるものでしょうか?クリアできない月はネガティブな感情と付き合わなければならないのですから、目標は高すぎない方がいいのです。

次に、銘柄選定の自信のなさを解消する方法ですが、この問題を解消するためには「投資経験を積む」か「時間の余裕がない日は取引を行わない」ことが有効だと考えられます。投資経験が少なく、自分の投資スタイルが確立できていないから、株で負けたことを「投資スタイルを改善するための材料」としてではなく「単なる負け」としてしか受け止められない状態のときは、リスクは極力抑えて少額で投資することをおすすめします。また、投資初心者にありがちな通称「ポジポジ病」!これが厄介ですね。銘柄選定が十分でないのに、ポジションを持っていないことが機会損失に感じてポジションをとる。しかし、投資に対する根拠が貧弱もしくは全くないので、不安で不安でしかたなく、日中の株価の変動が異様に気になってしまうわけです。そういう人は、ポジションをもたない日を一度一週間くらい経験してみると、心穏やかな日常を思い出すでしょう。お金の面だけでなく、心身健康も含めた生活のクオリティーが総合的に高い選択をとることが、長く投資生活を行うために大切になってくるのではないしょうか?

 

 

以上!いつもより長文になりましたが、今回は目次機能にも挑戦してみた3K父ちゃんのブログでした!本日のブログ内容にご意見ご質問・アドバイスをしてくださる方、ブログを見やすくするためにアドバイスやご要望をいただける方は、ぜひコメント欄にお願いします!!