3K父ちゃん

3K(子育て・健康・お金)に余裕のある父ちゃんを目指す投降主の思いを投稿します。コメントでご意見やご感想を頂いたり、みなさんの子育て論・健康法・お金の話などを教えていただけたりすると喜びます。

子育て論 一緒にやってみる

最近はお金関係の勉強を中心にやっていたため、子どもや健康に関する記事が少なかったですね。今回は子育てについて、自分の子どもや地域の子どもたちとボランティアとして関わった経験などを基に記事にしたいと思います。

子供はこんなところが大変3選

子供だけには限りませんが、特に大人よりも子供が顕著にこの傾向が強いなという部分を3つ紹介します。後半では一緒にやってみることがそれらの問題にどう有効かをまとめています。

言葉で説明しても伝わらない

子ども、特に小学生以下の子どもたちに何かを教えようとしたとき、私が一番驚いたことは言葉の説明は通用しないということです。

それもそのはず、大人に比べて経験したことも少ないわけですし、その経験にも偏りがあります。同じ企業に勤める大人同士ですらプレゼン資料などを作って言葉以外の部分で伝えることをしなければコミュニケーションを十分に取れていないのに、子どもに自分の話を理解してもらうのに言葉で説明するだけなんて、無謀すぎます。初期装備でラスボス倒しに行くくらい無謀です。

子どもは知ったかぶりの天才

みなさんの小中学生時代にこんな友達はいませんでしたか?勉強を教えると「あぁ~!わかったわかった!ありがとう」といってテストで平均点の半分くらいを平気で取る人。でも仕方ないんです。子どもたちは聞き分けがいいことをよしとされて生きています。家庭でも学校でも聞き分けがよく、すぐに行動できる子は手がかからないし、先生や親の手伝いなどをして褒められることも多いです。子どもというのは自分が褒められていなくても人が褒められている様子を見て真似をします。(表面的に真似をして本質を捉えていないことも多々ありますが)

ですから、意図的ではないでしょうが、小さい頃はよく褒められる理解力がある子や、大人の言うことを素直に聞く子になろうとします。他にも「考えるのが面倒だと感じている」「人と接するのが得意ではないから話を切るためにわかったふりをする」「大人の言葉を独自の思考回路で変換してしまう」などが原因で深く理解していないのに理解した風のリアクションをとることもあります。

思春期 口うるさい大人に反発

思春期の子供は大人に反発する子も増えますね。どうでしょうか?勉強のことや部屋の片づけなど親に口出しされて反発した経験は皆さんにもありませんか?しかし、大人になると必殺の呪文「あなたのためを思って」を発動して同じことを子供にします。

私も思春期の子供に反発されて、失敗した経験があります。しかし、子供たちは大人が嫌いなわけではないのです。子供たちから好かれるフランクな先生や地域の人もいますよね?そのような人たちはあまり子どもに口うるさく言いません。子どもを放任しろというわけではありませんが、口で言うだけで人を変えるなんてまるで教祖じゃないですか?あなたにキリストや仏陀のようなカリスマ性がないならそのやり方は得策ではないでしょう。

一緒にやるは最強

子供が嫌いな大人はいろいろなパターンがあるように思いますが、だいたいの人が子供たちから「偉そう」と言われています。子ども大変なところを解決しつつ、子どもと良好な関係を築くために一緒にやるという選択肢が最強だと私は思います。

言葉だけでは伝わらないに関して

一緒にやることで、お手本を見せる。または自分が子供に質問して教えてもらう側に回ることで子供の理解不足を自分で認識させることができます。

知ったかぶりに関して

これも自分も同じ目線に立って質問をする。楽しそうに参加する姿を見せて意欲をもってもらう。同じ立場でコミュニケーションをとることで独自の思考回路だけでは上手くいかないことを学んでもらうなど一緒にやることで解決できます。人と関わるのが苦手に関しては原因がさまざまなので一概には言えませんが、私が関わった子供では人と関わる経験値不足な場合や過去の失敗が原因の場合が多かったです。どちらも良好な関わりを経験することで少しずつ改善が見られることが多いので、配慮はしつつも同じ立場でコミュニケーションをとることが大切だと思います。

反発してしまう子に関して

口うるさく上からものを言うだけでなく、同じ目線に立つ姿勢をこちらから見せるのが大切でしょう。中学生や高校生になってまで「一緒に勉強しようね」「一緒に部屋の片づけしようね」なんてことをしましょうという意味ではありません。しかし、生活に乱れが出てきたことを指摘すべき問題としてではなく、悩みの裏返しとして心配したり、受験勉強をする子供と同じ時期に資格試験の勉強をしたりするなど、「同じ立場で話を聞こう、苦しさを共有しよう」という姿勢が見せられるといいのではないかと思います。

まとめ

一緒にやることは時間を使いますし、疲れますし、面倒くさく感じる人もいるでしょう。でも、子供も人です。人と良好な関係を築くのは難しく、さらにその中で成長してほしいのだから、余計に難しいです。ですが、子供たちが成長したり、悩みを打ち明けてくれたりするのはその時々でしか感じられないものです。そういう経験を通して、子育てに対して少しでも肯定的に考えてくださる方が増えると嬉しく思います。

 

以上子供と一緒にやってみるということについて記事にしました。今回も駄文にお付き合いいただきありがとうございます。ご意見ご感想等頂けると励みになります。